大草原の小さな家(NHKBS)#15 プラム・クリークのクリスマスを見た☆☆☆☆☆5つ中

たまたまNHKBSでやっていた『大草原の小さな家』の#15 「プラム・クリークのクリスマス」を見ました。とてもよかったです。クリスマスが近づいて、主人公のインガルス一家の誰もが、どうにかして誰かにプレゼントをしようと奮闘するのです。夫チャールズは妻のキャロラインに料理用ストーブをプレゼントしようとして、修理のアルバイトを始め、買おうとしますが、そのストーブはすでに売約済み。仕方なく、カタログを切りとって、プレゼントにしようとしました。妻のキャロラインは夫のために、綺麗な生地を買ってシャツを作りますが、娘メアリーも同じことを考えます。ローラも料理用ストーブをプレゼントをしようと考えて、一番大切にしていた馬を売ってしまい、ストーブを買いました。売約済みだったストーブはローラが買っていたのです。嬉しい気持ちと家族同然だった馬を売った悲しい気持ちが交錯するクリスマス。でも末っ子のキャリーが買ったものは、家族のためではなく、イエス様に対してのもの(クリスマスツリーの星)でした。

クリスマスはイエス様のお誕生をお祝いする日、という一番大切なことをキャリーは示したのでした。

物語全体の流れは「賢者の贈り物」(O・ヘンリー)的ですが、イエス・キリストこそクリスマスの主人公であることを語って、この回は終わるのです。家族へのクリスマス・プレゼントだけに奔走しがちな人々の心に「ああ、そうだった。」という静かな感動を与えてくれたのです。今年のクリスマスは、できるだけ早めに準備して、「クルシミマス」にならないようにしたいなあ。

カテゴリー: 各教会 案内 タグ: パーマリンク

コメントを残す